2017年12月11日月曜日

シャングリラ台南(香格里拉台南遠東國際大飯店)に泊まったよ

ご縁ありまして、台南のシャングリラホテル

シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南
香格里拉台南遠東國際大飯店


に宿泊させていただきました。


そう、台南駅の裏にそびえ立つあのホテルです。



客室は全333室あり、そのうち51室がホライゾンクラブと呼ばれるいわばVIP専用ルームで、24階以上は、最上階38階のレストランを除き、ホライゾンクラブの宿泊客のみのフロアとなっています。VIPと言っても何か会員にならないといけないわけではないのでご安心を。

10階から24階は吹き抜けになっていて残念ながら空は見えないけど、24階から最上階もまた吹き抜けになっていてこちらはばっちり空が見える。

24階から天井を見たらこんな感じ



シャングリラ台南は円筒状のつくりをしているので、全ての客室から台南の街を見渡すことができます。
真ん中の向こうの方にうっすら見える緑の平地は台南空港


西側の部屋に当たれば台南駅や台南市街地が一望できる絶景。どの部屋から見ても、嘉南平原の広大さを感じることができます。

成功大學もまる見え


普通の客室もホライゾンクラブもDeluxeタイプの部屋が一番多く、二人どころか何人泊まれるかしらというぐらい広々としてる。湯船もついててサイコー。
マットレスはSIMMONSの特注品


バスローブにアイロン台やら何やら色々



バスルーム(写真……)


シンプルなシャワーブース


寝転べる湯船!
上方に壁には物干し用ワイヤーもある



アメニティ



7階にはフィットネスジムとサウナと屋外プール、資生堂のSPAもある。


ハート型のプール。
昼間は日光が暑いので早朝か夜がオススメ。





1階の西端にある品香坊 ザ・ショップ(8時~20時)ではパンやケーキの販売をしており、その場で食べることもできる。以前友人にここのパイナップルケーキ鳳梨酥をもらったことがありとても美味しかった!でもいつもあるとは限らないようで、自分ではまだ購入できたことがない……





2階のTHE MEZZ 牛排龍蝦館 メッズステーキ&ロブスター(火~日:18時~23時(ラストオーダー21時半))はガッツリとステーキや洋風料理が食べたい人にピッタリ。


10階の遠東Cafe カフェアットファーイースタン(朝食:6時半~10時、ランチ:11時~14時半、ディナー:18時~21時半)はビュッフェスタイルで、台湾スタイル、イタリアン、インド、日本、など色んなスタイルの料理が並び、一口ずつだけとしても1回の利用じゃ全部は食べきれないほどラインナップは豊富。朝食ではその場で牛肉湯を作ってくれたり、台南らしい食べ物もあります。











ディナーでは、2017年は10月11日からの期間限定で上海蟹(大閘蟹)の食べ放題が始まり、初日は平日だったのに予約で満席!!上海蟹はオーダー方式なので蒸したてホヤホヤの蒸籠ごとテーブルに運んで来てくれます。痛風なってもかまへん!というぐらいにむしゃぶりついたよね。来年のこの季節を狙うのもアリ!




最上階38階の醉月樓 上海パビリオン(ランチ:11時半~14時半、ディナー:18時~21時半)はワンフロア全てがレストランになっていて、最上階から眺める台南の街は何時間いても飽きない。昼間はハッキリと台南の街が見渡せるし、夜はサンセット~夜景が楽しめる。(サンセットは陽が強すぎてブラインドおろされがち)



こちらのレストランでオススメのメニューをいただきました。
●トマトの梅ソース和え冰梅番茄
●豚のにこごりを鎮江香醋につけて食べる鎮江水晶肴
●薄切りレンコンで龍眼を巻き、花のように盛り付けた金藕裹珍寶。
個人的には金藕裹珍寶のパッションフルーツの甘酸っぱいソースがたまりませんでした。


 ●揚げたエビとオレンジとズッキーニを一緒に、マスタードソースがええ仕事してる
香橙沙丹明蝦球


 ●キヌガサダケをまとったアスパラガスをカニソースでいただく
蟹膏竹笙蘆筍


 ●丁寧に細切りされた豆腐が美しすぎるスープ
菊花豆腐羹


 ●プルンプルンの豚角煮が山型になっている
金牌寶塔肉


●タケノコやしいたけやエビなども入った塩漬け豚のチャーハン
上海鹹肉炒飯


 ●ナツメペーストがもち米のもっちもちな皮に包まれてる
棗泥南瓜餅


●〆のフルーツ






24階から上のホライズンクラブは「豪華閣」というだけあってそれはそれは贅沢なサービスを受けられます。
通常のチェックインは1階で15時からですが、ホライゾンクラブの場合、朝6時半から夜11時半まで24階のホライゾンラウンジのレセプションで手続き可能。


朝食は10階のビュッフェに行ってもいいし、24階のホライゾンクラブラウンジで平日は朝6時半から10時まで、週末は11時まで、オーダースタイルのメニューが楽しめます。
西洋風から台南特色のものまで色々選べます


台南朝ごはんセット
牛肉湯、虱目魚粥、小卷米粉


パンとかちょっとしたおかずのビュッフェもあるよ


夕方17時半~19時半のハッピーアワーにはラウンジでアルコール含む飲み物や、ちょっとしたおつまみや甘いものも楽しめます。これがなかなか色々種類豊富で、もう晩御飯いらんわーってなったよね。




宿泊した日に服のボタンがポーンと取れてしまって困ってたら、部屋にソーイングキットがあって感激した。
特別に用意してくれたのではなく基本備品のよう。



アメニティはロクシタン



もうホテルが居心地よすぎてあんまり外に出る気が起きなくなってしまうほどだけど、ホテルにはレンタサイクルもあります。
世界に誇る台湾の自転車メーカーのジャイアント


そして台南のランドマークをめぐるシャングリラ宿泊客専用の無料ミニバスも運行しています。
 カワイイ赤バス

2017年07月現在




全世界に在るシャングリラホテルの中で、この台南のシャングリラは一番お手頃価格で宿泊できるらしい。確かにホテル予約サイトなどで見るとすんんんごくお手頃価格で、友人が泊まった時は1室を2人で利用して、余裕で1人1万円切ったそうです。ホライゾンクラブはそれにちょっとプラスアルファするだけで予約できちゃいます。

台南の魅力は街歩きだけど、台南リピーターでもう街歩きは一通り済んだ人や、ラグジュアリーな高級ホテル体験をしてみたい人には、この台南のシャングリラホテルは超オススメ!!!




シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南
香格里拉台南遠東國際大飯店

台南市東區大學路西段8號



※兄の記事は→ http://yamasakki2.exblog.jp/26221122/

2017年11月23日木曜日

Japaholic2017/11/23「台湾と日本の似ている都市……?」

Japaholicのページはコチラ↓↓
山崎兄妹來為大家介紹台灣日本都市相似又相異的有趣特色


今までのJapaholic連載分は↓↓
http://hanako704.blogspot.jp/search/label/Japaholic




これだけ何回も行って何枚も写真があるのに、使える写真がなさすぎることに驚愕した今回。
しょーもないオモロイもんばっかり撮ってんと、ベタなもんも撮り溜めとかなアカンなぁ。


===================================


自分がよく知らないことを、自分が知っていることに例えてみると解りやすいですよね。これは日本ではよくやるけど、台湾でもやるのかな?

日本で台湾のことを紹介する時によく「台北は東京、高雄は大阪、台南は京都、台中は名古屋」のように例えられたりします。


台北=東京。これはみんな異論ないと思う。私もそう思う。政治も経済も文化も何もかもの中心地。東京では芸能人が普通に歩いているし、見かけたからといって騒ぐことはない。大きな繁華街があちこちに沢山あり、オシャレな人も多いし、お金持ちも多いし、全てがキラキラしているイメージ。

キラキラした写真がなかった…
台北101



高雄=大阪。私はあまり似てるとは思わないけどみんなはどうかしら?個人的に高雄のイメージは「道が広く、街のワンブロックがデカイ」。大阪はそんなに大きな道路はなく、実はそんなに大きな街ではない。愛河を大阪で例えると道頓堀川?(高雄の人に怒られそうだ) 大阪だけでなく、大阪と神戸と和歌山を足したような感じかな、と個人的には思う。
キン肉マンでこんな超人おらんかったっけ?
といつも思う高雄85大樓



台南=京都。「古い街」という点ではイコールだけど、京都は日本の中でもグンを抜いて独特の雰囲気を持つ街なので、台南にもその雰囲気があるか?と言われると、京都ほどの独特感はないかなぁ。かつての都だったというプライドの高さは共通してるかも。台南の市街地の大きさは大阪中心部とよく似てるなと個人的に思っている。台南はグルメの街だけど、京都は高い名店はいくつもあるけど美味しい庶民的な名物は無い気がする。その点ではやはり安くてウマイ食い倒れの街大阪の方が近いかも。
さて、どーこだ?



台中=名古屋。実は名古屋に1度か2度しか行ったことがないのでよく知らないです、ごめんなさい。逆に台中に行った回数の方が多いです(笑)。名古屋は喫茶店の朝ごはん(モーニング)が豪華だったり、赤味噌をよく料理に使ったり、独特な食文化を持つ街というイメージ。あと、とにかく結婚にまつわる色々が豪華で、嫁入り道具を荷台いっぱいに積んだ紅白のリボンをつけたトラック、のイメージがすごい強いです(最近では少なくなってきてるらしい)。豪華で派手好きっていうのは、台中とちょっと似てるのかも?
台中といえばこのイメージよ
(でも地元の人はあまり知らない)



よく「東京人と大阪人はお互いが嫌い」「京都人と大阪人はお互いが嫌い」と言われるけど、私は東京にも京都にも友達がいるし、そう思ったことは無い。でも、そもそも大阪人は「声が大きい、なんでも「笑い」に繋げる、オチをつけたがる、リアクションが大きい」のであまり良いイメージを抱かれていないらしい。なので「東京の人って、大阪弁や大阪のちょっと下品な感じとか、あんまり好きじゃないんだろうなぁ」と勝手に思うことはある。だから東京に行くとちょっと緊張するし、大阪弁を喋るのが少し恥ずかしい。
※どこがやねん!と各方面からツッコミが飛んできそうですが、関西圏以外で喋る時や非関西弁圏の人と喋る時はこれでも気ぃ使って喋ってるんよ、ほんまよ。



これは決して京都に対する悪口ではない!ということを理解していただきたいのですが、京都の人は「イヤだな」と思うことをハッキリ言わず、すごい回りくどい言い方をする。例えばうるさい子供がいたら京都の人は「元気やねぇ」と言うが、それは「元気でいい子だね!」という意味ではなく「うるさいな!」という意味が込められているらしい。これは京都弁のもつ独特の話法や文化によるもので、はんなりと柔らかい言葉かと思いきや逆の意味が込められていて、この表現方法はなかなか真似出来ない。とても面白い文化だなと思う。



参考:チュートリアル福田氏の「京都人マインド」インタビューは面白かったよ
https://dot.asahi.com/aera/2017111600025.html